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見えざる敵はすぐそこに・・・家中に潜むダニ、効果的な対策は?
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見えざる敵はすぐそこに・・・家中に潜むダニ、効果的な対策は?

家のあちこちに潜む、厄介なダニ。小さな子どものいる家庭にとってはひじょうに気がかりな存在ですが、肝心の対策方法はあまり知られていないことも。正しい対策法を知って、家族をダニの被害から守りましょう。

  • kawase

ダニ対策のあるある間違い

ダニ対策のあるある間違い

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家の中に潜むダニのほとんどは、温かく湿った環境を好みます。気温も湿度も高くなる梅雨から秋にかけての時期は、まさにダニにとって最高に過ごしやすいシーズン。大繁殖したダニによって健康被害が生じる前に、適切な対策でダニを退治したいところです。
しかし、ダニ対策の正しい知識は意外に知られていないのが現状。まずは、うっかりやってしまいがちな誤ったダニ対策について見てみましょう。

●天日干し
布団などをお日様に当てると、ふっくらとした感触が蘇って気持ちがよいですね。しかし、天日干しで得られるのは「湿気を飛ばす」効果だけ。ダニにとって住みにくい環境を作ることは可能ですが、退治する効果はないため注意してください。

●布団叩き
天日干しと同様、布団叩きにも生きたダニを駆除する効果はありません。それどころか、強く叩くことによってダニの死骸やフンが細かく粉砕されてしまう恐れも。布団の繊維も傷めてしまうため、あまりおすすめできません。どうしても行う場合は、取り込んだ後すぐにしっかりと掃除機をかけましょう。

●掃除機がけ
こまめな掃除機がけは、ダニ対策の基本です。ただし、掃除機で除去できるのは、あくまでもダニの死骸やフンのみである点に注意。生きたダニは、敷物や布団の繊維にしがみつく力がとても強いため、掃除機をかけただけではほとんど駆除することができないのです。

天日干しや布団叩きといった従来の方法は、生きたダニに対してほぼ意味をなさないことが分かりました。では、どうすればダニを退治し、再発生を予防することができるのでしょうか?  次は、家庭でできる効果的なダニ対策について紹介します。

本当に効果的なダニ対策とは

本当に効果的なダニ対策とは

ダニは、50℃の高温に20~30分さらされると死滅します。家の中でもとくにダニの温床となりやすい布団類は、定期的に布団乾燥機で加熱する習慣をつけましょう。頻度の目安は、2週間に1回程度。綿の中心部までしっかり熱されるよう、乾燥機のバルーンを布団で包み込むようにして運転するのがコツです。
同じくダニの発生しやすいぬいぐるみやクッションは、衣類乾燥機で加熱するという手も。大型のクッションや毛布などをケアする場合は、コインランドリーを利用するのもよい方法です。

加熱によるダニ退治が終わったら、次は掃除機を使って死骸を取り除きます。ヘッドの汚れが布団などに付着するのが気になる時は、あらかじめ切ったストッキングなどを被せておくとよいでしょう。
布団などに掃除機をかける時は、ダニの死骸が残らないようにヘッドをゆっくりと動かすのがポイント。例として、大人用の掛け布団であれば片面につき1分程度を目安にしてください。

敷物やソファのように乾燥機が使えない場所に対しては、市販のダニ退治用スプレーを使うのも◎。その場合も、駆除後は念入りに掃除機をかけ、忘れずに死骸を取り除きましょう。

こまめな掃除&除湿でダニ予防

ダニのいない環境を維持するには、毎日の掃除と屋内の湿度管理が大切です。
ダニは、人やペットの皮膚片や髪の毛、ホコリなどをエサにして暮らす生物。こまめに掃除をしてこれらの汚れを取り除くことで、ダニにとって住みにくい環境を作ることができます。ベッドの下や棚の隅といった見落としやすい場所は、とくに注意して掃除しましよう。

また、洗濯物の部屋干しを避ける、除湿機を活用するといった工夫で、部屋の湿度を下げるのも効果的です。湿度50%以下を目安に調湿し、屋内をカラリとさわやかに保ちましょう。

住宅の気密性・断熱性を確保する技術が向上した昨今では、人にとってもダニにとっても暮らしやすい住まいが増えています。正しい対策方法を知って、ダニに怯えることのない快適な暮らしを手に入れましょう。