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オーガニックコットン製品を正しく洗濯して、天然の風合いを大切に
出典 : Liudmila Fadzeyeva/Shutterstock.com

オーガニックコットン製品を正しく洗濯して、天然の風合いを大切に

オーガニックコットンでできた製品は普通の綿と同じように洗濯しても大丈夫なのでしょうか? 出産祝いでもらったベビーのタオルやぬいぐるみなど、天然由来のやさしい肌触りをいつまでもキープしたいですね。

  • 創文舎 hamo

オーガニックコットンと普通の綿との違いとは?

オーガニックコットンと普通の綿との違いとは?

Valentina Razumova/Shutterstock.com

さまざまな業種で聞く「オーガニック」という言葉。人や環境に良さそうなイメージを持っていますが、実際、どのようなものを指すのでしょうか? 
オーガニックとは、「有機」とほぼ同義の言葉で、化学肥料や農薬などに頼らず、太陽や土、水、微生物などの自然環境を生かして作物を育てる農業や加工の方法をいいます。

「オーガニックコットン」とは、オーガニックの言葉どおり、化学肥料や農薬の使用を抑え、作物にも自然環境にも負担をかけずに栽培した綿花を指します。さらに、加工の段階でも、薬剤を使った生地や繊維の洗浄・漂白を行わず、自然そのままの風合いを生かして加工された製品が「オーガニックコットン」の代表的なもの。

普通の綿に比べ、洗う度に吸水性が高くなり、自然乾燥することでさらにふんわりしていくのが特徴です。
自然の原料を使っているので、綿花の茎や葉などが綿カスとなって残っていたり、化学原料を使った洗浄や漂白作業をしていないため、わずかな汚れがついていたり、全体が生成りっぽい色の製品もありますが、すべては原料や加工が「自然」である証拠。多少の汚れやゴミが残っているのはオーガニックコットンの特徴の一つといっても良いでしょう。

生産から製造まで、化学的なものを使わず生産されたオーガニックコットンは、アレルギー体質の人や肌が敏感な人でも安心して使うことができると人気を集めています。とくに、生まれたばかりの赤ちゃんへのギフトとしても贈るとたいへん喜ばれる品の一つ。
子どもの肌にもやさしいオーガニックコットン製品は、正しい手入れを知って長く大切に使いたいですね。

オーガニックコットンの洗濯に適した洗剤選び

オーガニックコットンの洗濯に適した洗剤選び

Africa Studio/Shutterstock.com

生産から製造に至るまで「自然」にこだわったオーガニックコットンは、洗濯に使う洗剤にもこだわりたいところ。市販の洗濯洗剤で洗えないということはありませんが、化学原料を使った合成洗剤を使うと、オーガニックコットンの良さが損なわれてしまう可能性があります。とくに、蛍光漂白剤入りの合成洗剤を使うと、色むらや変質が起こる場合があるので注意が必要です。

また、漂白剤や柔軟剤もオーガニックコットンには不必要な洗剤。
オーガニックコットンは、もともと洗って乾かすたびに柔軟性が増し、吸水性が良いため、柔軟剤の使用は必要ありません。漂白剤も、生地を傷め、毛羽立ちの原因になるため使用は控えた方が良いでしょう。

オーガニックコットンは、生産から加工まで極力化学製品の使用を抑えた製品。自然の生地には、自然の洗剤が好相性。オーガニックコットンの洗濯には、おもに自然由来の成分を配合した洗濯石けんがおすすめです。他にも、オーガニックコットン専用の洗濯洗剤も販売されています。こちらを使うのも安心ですね。

オーガニックコットン製品の洗濯方法

オーガニックコットン製品の洗濯方法

vfhnb12/Shutterstock.com

自然由来の洗濯石けんや専用洗剤を用意したら、オーガニックコットン製品についている洗濯表示のタグを確認し洗濯してみましょう。オーガニックコットンの場合、自宅で洗濯できない製品はほとんどありませんが、まれに、混紡生地の場合だと洗濯できない製品もありますので確認は必ず行うようにしておきましょう。

洗濯できるオーガニックコットンは、手洗いかネットに入れて弱水流での洗濯機洗いが基本です。やさしく洗うことで、傷みが少なく長持ちさせることができます。

オーガニックコットンは、濡れた状態から乾く時に、自然と元のふっくらとした状態に戻ろうとする力が働きます。太陽にあてるとふっくらしそうなイメージもありますが、直射日光があたると変色や繊維が硬くなる原因になることもありますので、洗い終わったら、やさしく形を整え、直射日光の当たらない風通しの良い場所で陰干ししましょう。乾燥機の使用も、縮みや傷みの原因になるのでNGです。

また、タオルなどのパイル地の製品は、洗うことでパイルがほつれる場合があります。引っ張るとその部分からほつれが悪化し生地を傷めますので、見つけたらすぐにハサミでカットするようにしてください。

縮みや歪みは天然育ちの証拠

縮みや歪みは天然育ちの証拠

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オーガニックコットン製品を何度か洗って使っていると気になってくるのが製品の歪みや縮み。
普通の衣類は、加工時に「防縮加工」や「形態安定加工」など、化学薬品を用いて、型崩れしないように加工している製品が多数ありますが、オーガニックコットンはそのような化学的な加工を一切行わないため、洗うたびに少しずつ形が歪んだり縮んだりすることがあります。

これまで紹介してきた洗濯方法や干し方などに気をつけることで、歪みや縮みは予防することができますが、気をつけていても起こるある程度の変化は、オーガニック製品の特長の一つです。
そうした特性を踏まえた上で、付き合うのもオーガニック製品ならでは。日ごとに変化する風合いを楽しむくらいの気持ちでオーガニックコットンをケアするのがナチュラルな暮らし方といえるのかもしれませんね。

洗いにくいぬいぐるみやおもちゃは無香料の消臭除菌スプレーを

ファブリーズ 布用消臭スプレー

ファブリーズ 布用消臭スプレー

オーガニックコットンのタオルや衣類などは洗濯できても、出産祝いでもらったおもちゃやぬいぐるみなどは、しょっちゅう洗濯するのは難しいところ。洗っても、乾くまでに時間がかかったり、中まで乾きづらいという問題点をクリアするのはたいへんです。

そこで、普段のケアにおすすめしたいのが、布用消臭除菌スプレーファブリーズの無香料タイプ。
ファブリーズは水をベースに、「トウモロコシ生まれの消臭成分」、化粧品や薬用石けんに使われているものと同じタイプの「有機系の除菌成分」、野菜や果物に含まれる酸と同じ成分が配合されています。
小さな子どもが使うものに使用しても安全性を確保できるよう、原材料にこだわって作られています。また、臭いに敏感な子どもたちには、香りが残らない無香料タイプのファブリーズがおすすめです。

手のひらサイズの布製おもちゃなら全体に3、4回、小さめのぬいぐるみなら5、6回程度スプレーすれば、気になる雑菌の除菌やよだれなどの臭いを消臭できます。

子どもが使うものだからこそこだわりたい、安全性。雑菌がついたままのおもちゃやぬいぐるみを使うよりは、手軽なファブリーズで安全な除菌と消臭が安心です。


自然にこだわったオーガニックコットンは、洗濯する時も、消臭除菌する時も、安全性にこだわりたいですね。タオルや衣類は洗濯石けんでお洗濯、小物の普段のケアはファブリーズでキレイにケアしてナチュラルな風合いを楽しみましょう。