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枕の正しい捨て方って? 分別情報からリサイクル案まで徹底解説
出典 : Roman Samborskyi/Shutterstock.com

枕の正しい捨て方って? 分別情報からリサイクル案まで徹底解説

不要になった枕の捨て方が分からず、しまいこんだまま眠らせていませんか? さまざまな素材で作られる枕は、処分の方法も多岐にわたります。素材ごとの分別方法や、捨てずに再利用する方法について考えてみましょう。

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そばがら、プラスチック・・・枕の素材で、捨て方も変わる?

そばがら、プラスチック・・・枕の素材で、捨て方も変わる?

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燃やして処分できるイメージのある枕。しかし、ひとくちに「枕」といっても、中に詰められている素材はさまざま。綿、プラスチックビーズ、そばがら、羽毛。ウレタンなど、そのバリエーションは多岐にわたります。そのため、不用意に燃えるごみに出すと、知らず知らずのうちに自治体のルールに違反してしまうことも。

たとえば、神奈川県・横須賀市では、綿・羽毛・そばがらの枕を「燃せるごみ」、ウレタン製の低反発枕やプラスチックビーズの枕を「不燃ごみ」と定めています。枕を捨てる際は、必ず詰め物の種類を確認し、自治体の定めた分別ルールに従って処分しましょう。

また、千葉県・松戸市のように、枕を「粗大ごみ」と定めている自治体も。
松戸市の場合は、5個までの枕をひとつの粗大ごみとして捨てることが可能です。なお、スポンジやビーズ入りの枕は一辺30cm以内、そばがらや羽毛の枕は一辺50cm以内に解体すれば一般ごみとして処分することもできますが、詰め物の素材によっては部屋中に飛び散ってしまう恐れも。とくに、羽毛やパウダービーズの入った枕の解体は慎重に行いましょう。

枕を捨てずに再利用する方法1「売却・寄付する」

枕を捨てずに再利用する方法1「売却・寄付する」

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状態のよい枕なら、売れることもある

枕の合う・合わないは、その人の好みや体型などによって大きく左右されます。中には、「何回か使ってみたものの体に合わず、ほとんど使わないまましまいこんでいる枕がある」という人もいるでしょう。このように新品に近い状態の枕は、捨てずに中古買取専門店に売却するのもおすすめです。

とくに、有名寝具ブランドの枕や、購入時の箱や保存袋などの付属品が一式そろっている枕であれば、より高く買い取ってもらえる可能性があります。また、香水やたばこの臭いがついている場合は、あらかじめ風通しのよい場所でしばらく陰干しし、臭いを軽減してから査定に出すとよいでしょう。

枕の寄付を募っている団体もある

海外支援などを行っている団体の中には、枕を含む寝具の寄付を受け付けているところもあります。
寄付の場合、買い取りとは異なり集荷料金を支払う必要があるため、お得な方法ではないかも知れません。しかし、「枕を無駄にしない」という意味でも、「社会貢献を行う」という意味でも、寄付は選ぶ価値のある選択肢だといえるでしょう。
ただし、寄付できるのは、あくまでも十分に使用可能な状態の枕のみです。破れている枕や、シミや汚れ、臭いなどがついている枕は、寄付するのではなく手元で処分するようにしてください。

枕を捨てずに再利用する方法2「リサイクルする」

枕を捨てずに再利用する方法2「リサイクルする」

Sunny studio/Shutterstock.com

一般に、枕は資源ごみではなく、焼却するごみとして回収されることがほとんど。しかし、枕の詰め物が「羽毛」である場合は、リサイクルすることも可能です。

羽毛は本来、食肉用として飼われている水鳥から採取するものでした。しかし、世界中で羽毛へのニーズが高まり、需要と供給のバランスが損なわれた結果、「生きた鳥から無理やり羽をむしり取る」「加工の際に人体に悪影響のある薬剤を使用する」といった、ずさんで悪質な生産方法が横行しているといわれています。

枕を含む羽毛製品をリサイクルすることは、羽毛に関する負のサイクルを断つことや、焼却処分による二酸化炭素の排出を抑制することにつながります。さらに、リサイクルの過程で洗浄・精製された羽毛は、新毛よりもいっそう衛生的な状態で使用できるとのこと。
羽毛製品のリサイクルを受け付けている場所は、全国の寝具店やアパレルブランド等、多岐にわたります。羽毛枕の処分を考えている場合は、近くに回収可能な店舗がないかチェックしてみましょう。

リサイクルできる羽毛枕の見分け方

リサイクル可能な羽毛枕は、羽毛(ダウン)の含有率が50%以上のものに限ります。一見似ているようですが、羽根(フェザー)の割合が半分以上を占める枕は再生できないため注意してください。なお、再生されるのは詰め物の部分だけなので、外側に多少破れや汚れのある枕でも問題なくリサイクルすることが可能です。

もし、品質表示タグが擦り切れていてダウン率が読み取れない場合は、枕の手触りを確かめてみましょう。ごわつきやゴツゴツとした感触がなく、全体がふんわりとやわらかいものは、ダウン率50%以上の製品である可能性が高いとされています。

枕が汚れるのを防ぐ方法

枕が汚れるのを防ぐ方法

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枕を長持ちさせるには、できるだけ汚れがつかないよう工夫することが大切です。
まず、枕には必ずカバーをかけましょう。枕カバーは、寝ている間の汗などはもちろん、ほこりの付着からも枕を守ってくれます。冬場は2~3日に1度、夏はできるだけ毎日カバーを洗い、枕を衛生的な状態に保ってください。

また、汗を多くかく人や、枕に唾液をこぼしてしまうことが多い人は、枕カバーよりも分厚い素材の「枕プロテクター」を使ったり、枕の上に畳んだバスタオルを重ねたりするのもおすすめ。枕の使用感が変わってしまうことがあるのが難点ですが、思わぬ汚れからも枕をしっかり保護してくれます。

そして、枕そのもののお手入れも重要なポイントです。枕も布団と同様にこまめに干して、湿気を飛ばすことを心がけましょう。可能であれば、布団乾燥機を使って60℃程度の熱にさらすと、枕の中に潜むダニも退治することができます。ダニ退治を行った場合は、掃除機をかけて死骸を除去するのも忘れずに。

枕を処分しないなら、消臭・除菌スプレーでケア!

ファブリーズ布用消臭スプレー

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枕は、眠りの質を左右する重要なアイテム。処分を思いとどまるなら、雑菌や臭いを気にせずにぐっすり眠れるよう、除菌&消臭ケアを行いましょう。
ファブリーズの除菌・消臭スプレーなら、天日干し以上の高い除菌力で、気になる枕の雑菌をしっかり退治。汗や唾液の付着をきっかけに発生したイヤな臭いも分解・消臭してくれるため、枕をすっきりリフレッシュすることができます。
化粧品や石けんなどにも使用される除菌成分が採用されているため、肌が触れる枕にも安心して使用可能。森林やフローラルの香りから無香タイプまで、香りのラインナップが豊富にそろっている点もうれしいポイントです。

眠っている間ずっと頭を支え続けてくれる枕は、私たちの生活の静かなパートナーであるといえるかも知れません。こまめにお手入れして快適な使用感を保ちつつ、寿命を迎えた時には正しい方法できちんとお別れしたいですね。