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割れた土鍋の捨て方は? 家庭で修繕する方法はある?
出典 : Tataya Kudo/Shutterstock.com

割れた土鍋の捨て方は? 家庭で修繕する方法はある?

不要になった「土鍋」は、どのような捨て方で処分すればよいのでしょうか? 調理器具の中では、比較的壊れやすい土鍋。いざ割れてしまった時に焦らないよう、正しいごみ出し方法や処分時の注意点をおさらいしておきましょう。

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土鍋の捨て方&ごみ出し時の注意点は?

土鍋の捨て方&ごみ出し時の注意点は?

土鍋は、多くの場合「不燃ごみ」として捨てることができます。むき出しのまま集積場に置いておくのではなく、他の不燃ごみと同じように自治体で指定しているごみ袋に入れてから捨てましょう。

また、土鍋を捨てる際は、次のふたつのポイントに注意する必要があります。

●サイズに注意する・・・自治体によっては、直径30cmを超える大型の土鍋を「粗大ごみ」に指定していることも。たとえば、東京都・目黒区がそれに該当します。9号以上の大きな土鍋を捨てる場合は、粗大ごみのルールをよく確認しましょう。
●「われもの」と明記する・・・壊れていない土鍋でも、そのままごみ袋に入れて捨てるのはNGです。収集中に何らかの原因で割れてしまった場合、袋が破れてごみが散らばったり、作業担当者にケガをさせたりする恐れが。土鍋を捨てる際は、割れている・いないに関わらず新聞紙などでしっかりとくるみ、作業者に分かりやすいよう大きく「キケン」「われもの」と記入してから袋に入れましょう。なお、作業の妨げとなる可能性があるため、ガムテープなどは使わない方が無難です。

割れた土鍋は、家庭で直せる?

割れた土鍋は、家庭で直せる?

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土鍋のひびは、軽いものなら修繕可能

土鍋にひびが入ったからといって、捨てるしかないと判断するのは早計かも知れません。水がじわりとにじむ程度の軽いひびであれば、「お粥」を炊くことで修繕できる可能性があるからです。
まず、一膳程度の残りご飯を土鍋に入れ、鍋の8分目まで水を注ぎます。箸などでご飯をほぐしたら、ご飯がやわらかく糊状になるまで弱火でゆっくりと炊き込みましょう。炊きあがった後は、お粥が冷めるまでそのまま放置します。完全に冷めたのを確認したらお粥を別の器に移し、やさしく水洗いして仕上げてください。

このような手順を踏むことで、米のデンプン質をひびの部分に浸透させ、隙間を塞ぐことができます。修繕に使ったお粥は食べることができるので、朝食や夜食作りのついでに試してみませんか?

完全に割れた土鍋は、基本的に修繕不可

日本には、「金継ぎ」という割れた陶器の修復技法があります。茶碗や湯吞みのような食器も金継ぎによって修復できることから、土鍋にも適用できるように思えますね。しかし、残念ながら、基本的には土鍋を金継ぎで修繕することはできません。

そもそも金継ぎとは、割れた陶器の断面を漆で接着し、継ぎ目をならした後に金粉や銀粉で装飾する技法です。このうち、土鍋ととくに相性が悪いのが「漆」。漆は高温に弱いため、金継ぎした土鍋を直火にかけると、再び破損してしまう恐れがあるのです。
また、高温によって金属部分が火花を発する可能性もあるため、あまり安全とはいえません。もし、市販の金継ぎキットなどで土鍋を修繕した場合は、火にかけず食器として使うことを心がけましょう。

不要な土鍋をリサイクルするには

不要な土鍋をリサイクルするには

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陶器を資源として回収している自治体でも、土鍋は対象外の場合が多い模様。しかし、割れていない土鍋であれば、鍋以外の道具として家庭で使い続けることも可能です。

鍋料理に使う以外の土鍋の一般的な使用法としては、「炊飯器の代用として米を炊く」「蒸し器として使う」といったものが挙げられますが、少し発想を変えて食器として使ってみるのもおすすめです。
たとえば、1~2人用の土鍋を器として使い、大きなプリンや茶わん蒸しを作ってみてはどうでしょう。蓋をして運ぶことができるので、持ちよりパーティーなどにもぴったり。蓋を開けた時の意外性が、会をいっそう盛り上げてくれそうです。

そのほか、「水草や砂利を入れ、金魚鉢にする」「土を入れて好きな植物を植え、植木鉢として使う」といったように、インテリア・園芸道具として活用する方法も。植木鉢としてなら、ひびが入って水が漏れてしまう土鍋でも捨てずに再利用することができますね。

土鍋を捨てない場合のお手入れ方法

土鍋を捨てない場合のお手入れ方法

土鍋を捨てずに使い続けるなら、適切な使い方とお手入れ方法をマスターしましよう。正しい方法で使うことで、土鍋の寿命を延ばすことができます。

まず、鉄則は「急な温度変化を避ける」こと。水を入れずに空焚きしたり、熱い土鍋をいきなり冷水につけたりすると、割れてしまうことがあるためです。
なお、鍋底が濡れている状態で火にかけるのもNGです。ひび割れの原因となるため、必ずよく乾かしてから使いましょう。

そして、使った後の土鍋は、浸け置きせずすみやかに洗うのが正解です。
土鍋に水を入れたまま長時間放っておくと、内部に水が浸透して少しずつもろくなり、耐久性を損ねてしまう可能性が。調理後の土鍋は水に浸けたまま放っておかず、その日のうちに洗うことを徹底しましょう。
また、洗った後はしっかり乾燥させることも忘れずに。湿り気が残ったまま収納すると、こもった水分によってカビが発生することも。同じくカビが生える原因となりやすいため、箱に入れて収納するのもNGです。
とくに、長期間しまっておく場合は、完全に乾燥させてから風通しの良い場所に収納することを心がけてください。土鍋が湿気を吸収しないよう、新聞紙でくるんでからしまうのがおすすめです。

こんな時、どうする? 土鍋のトラブル対処法

●カビが生えてしまったら・・・鍋に8分目程度まで水を注ぎ、酢を加えて加熱しましょう。10分程度よく沸騰させることで、カビを死滅させる効果が期待できます。

●食材やカビなどの臭いがついてしまったら・・・鍋に8分目程度まで水を注ぎ、緑茶の茶葉を入れて沸かすと効果的です。

●鍋底が焦げ付いてしまったら・・・鍋に半分程度まで水を注ぎ、大さじ1杯程度の重曹を溶かして弱火で加熱します。焦げが浮いてきたら、スポンジで丁寧にこすり落としましょう。

家庭での土鍋料理の後は、消臭スプレーでお部屋すっきり

ファブリーズ空間と布用消臭スプレーマイクロミスト

ファブリーズ空間と布用消臭スプレーマイクロミスト

家族で鍋料理を楽しんだ後は、部屋に臭いが残ってしまうことも。そんな時は、消臭スプレーを使って空気をリフレッシュしましょう。

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使い方は、部屋全体に行き渡るよう、12畳の広さのお部屋なら10秒ほどスプレーするだけ。鍋料理の後の新習慣に、ぜひ取り入れてみませんか。


どの家庭にもひとつは常備され、食卓に団らんを運んでくれる土鍋。正しい方法で大切に使い続け、寿命を迎えた後も適切に処分したいものですね。