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革靴をごみに出す前に! 捨て方や分別方法、リユースの仕方をチェック
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革靴をごみに出す前に! 捨て方や分別方法、リユースの仕方をチェック

不要になった「革靴」を処分したいけれど、捨て方が分からない! そもそも、寿命を迎えているかどうかの見極め方は? ごみに出さずに再利用する方法は? ・・・今回は、革靴の処分に関するお役立ち情報を集めました。

  • kawase

革靴の捨て方は? 金属類はどう扱うか

革靴の捨て方は? 金属類はどう扱うか

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革靴をごみに出す場合、多くの自治体では「可燃ごみ」として処分することになります。ただし、中にはパーツの素材によって可燃と不燃の二通りに分かれる場合もあるため要注意。たとえば、神奈川県・横須賀市 では、「靴底まで革製の革靴は燃やせるごみ、靴底にゴムや樹脂が用いられている革靴は不燃ごみ」というルールが定められています。革靴を捨てたい時は、ごみ袋に入れる前に必ず自治体の分別ルールを確認しましょう。

また、革靴にバックルなどの金属パーツがついている場合も注意が必要です。
金属パーツのある革靴の分別は、自治体によって「可燃ごみ」「金属が少量であれば可燃ごみ」「金属類がついていれば一律不燃ごみ」など、ルールが多岐にわたります。また、可燃ごみに分類される場合であっても、できるだけ金属は取り外してから捨てるよう住民に促している自治体も。この場合は、よく切れるハサミなどを使って金属パーツを取り除き、外した金属は不燃ごみ、靴の部分は可燃ごみとしてそれぞれ処理しましょう。

本当にごみに出すしかない? 革靴の寿命を見極めよう

本当にごみに出すしかない? 革靴の寿命を見極めよう

Robert Przybysz/Shutterstock.com

ソール(靴底)がすり減った革靴を履いていると、疲れやすくなったり、足を痛めたりすることがあります。つまり、底の減った革靴は、「足を保護する」という靴本来の目的が損なわれているといえるでしょう。
では、革靴のソールがすり減ってしまったら、もう捨てるしかない=寿命が尽きたと判断してよいのでしょうか? いいえ、必ずしもそうとは限りません。革靴の製法によっては、ソールを交換することで再び快適な履き心地を蘇らせることができる可能性があるのです。

現在流通している革靴の製法は、おもに「ソールを甲に縫い付けてあるもの」と「ソールと甲を接着してあるもの」の二通りに分けることができます。そして、2つの製法のうちソールの交換が可能なのが、前者の「ソールを甲に縫い付ける」製法です。

甲にソールを縫い付けて作る製法には、「グッドイヤーウェルト製法」「マッケイ製法」といったものが挙げられます。
グッドイヤーウェルト製法の特徴は、甲(アッパー)の部分とソールが「ウェルト」と呼ばれる別のパーツを経由して縫い合わせられているため、ソールの交換が容易である点。靴底が傷んでも何度も交換することができるため、長ければ20年使い続けることも可能といわれています。
また、マッケイ製法の靴もソールを交換して履き続けることができます。甲とソールを直接縫い合わせて作られるため、修理可能な回数は1~2回程度と限られていますが、丁寧に履けば5~7年程度使い続けることができます。

一方、甲とソールを接着して作るタイプ(セメント製法)の革靴の場合は、ソールを交換することは基本的に不可能です。安価で入手しやすいものの、2~3年で寿命を迎えることとなるでしょう。

それぞれの製法の革靴には、次のような見た目の特徴があります。
●グッドイヤーウェルト製法・・・コバが比較的幅広で、縫い目がある※
●マッケイ製法・・・中底部分に縫い目がある
●セメント製法・・・コバ、中底ともに、ソールを縫い付けた形跡がない

革靴の寿命の判断に迷った際は、製法と使用年数を基準に修理に出すか否かを決めてもよいかもしれません。

※一般的な目安です。グッドイヤーウェルト製法以外の靴でも、コバ部分に装飾目的のステッチが施されている場合もあります。

革靴をごみに出す前にできること

革靴をごみに出す前にできること

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大切な革靴に擦りキズがついた、カビが生えた・・・そんな時は、ごみ袋に入れる前にメンテナンスを試みましょう。諦めず、適切に対処すれば、お気に入りの靴を再び履くことができるようになるかもしれません。

まず、革靴にキズがついた場合の対処法を紹介します。はじめにブラシで靴全体のホコリを落とし、キズのある部分に色つきの補修クリームをのせましょう。ブラシでクリームを均一に広げたら、やわらかい布で余分なクリームを拭き取って完成です。靴より少しだけ明るい色の補修クリームを選ぶと、より違和感なくきれいに仕上がりますよ。

次に、革靴にカビが生えてしまった時の落とし方を見てみましょう。
まず、乾いた布に消毒用エタノールを少量染み込ませ、靴の目立たない場所をぬぐって色落ちしないかどうかテストします。問題がなければ靴全体を拭き、表面に付着したカビを落としましょう。
続いて、濡らして固く絞った布で靴全体を水拭きします。カビをぬぐうのに使った布ではなく、別の清潔な布を用いてください。拭き終わったら、風通しのよい場所で完全に乾くまで陰干しします。
革靴がしっかりと乾いたら、革靴用のクリーナーで全体を拭き、靴用クリームを塗りこんで仕上げましょう。

浅い擦り傷や軽度のカビであれば、上記のような方法で対処することができます。ただし、深いキズやえぐれ、靴全体に及ぶカビといった大きなダメージが発生している場合は、無理をせずプロにリペアを依頼しましょう。

ごみじゃないけど、もう履かない・・・そんな革靴は捨てずにリユース

ごみじゃないけど、もう履かない・・・そんな革靴は捨てずにリユース

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処分を検討している革靴がまだ十分に使用可能な状態であれば、「売却」あるいは「寄付」という方法を選ぶのも手です。
たとえば、「買ったものの、足に合わない」「人から譲り受けたが、好みに合わない」といった理由でほとんど履いていない革靴であれば、リサイクルショップなどに売却することができます。とくに、高級ブランドの革靴の場合は、思わぬ高値がつくことも。靴本体にキズや汚れがなく、かつ箱やシューキーパー等の付属品がそろっていれば、新品同様の価格で買い取ってもらえることもあります。

また、海外支援などを行っている団体の中には、革靴を含む靴類の寄付を募っているところも。多少の使用感があっても、使用に差し支えなければ問題なく寄付することが可能です。寄付をすることで、まだ使える靴を無駄にせずに済むだけでなく、見知らぬ誰かの足元をケガから守ることができるかもしれません。

なお、当然ながら「ソールが限界まですり減っている」「穴があいている」といったひどいダメージのある靴は、売却・寄付ともに行うことができません。こうした状態の靴は、ごみとして手元で処分しましょう。

不要な革靴をごみに出したら、下駄箱の消臭も忘れずに!

ファブリーズ部屋用置き型

ファブリーズ部屋用置き型

不要になった革靴の処遇を決めたら、ついでに下駄箱もすっきり掃除しましょう。
下駄箱内の靴をすべて取り出したら、溜まった砂やホコリを掃除機で吸った後、濡らして固く絞った布で棚板を水拭きします。扉を開け放ったまましばらく放置し、完全に湿気を飛ばしたら、靴を元に戻しましょう。最後の仕上げに消臭剤をセットすれば、お掃除完了です。

おすすめは、ファブリーズの靴箱用置き方消臭剤。独自開発の「ニオイキャッチャーゼリー」が臭いの元にはたらきかけ、下駄箱特有のイヤな臭いもしっかりと分解・消臭してくれます。ほのかに香るピュアクリーンの香りが、下駄箱をワンランク上の清潔感ある印象に。
さらに、カビ抑制に効果が期待できる「森林フィトン」が配合されている点もポイント。下駄箱の片隅に置いておくだけで、臭いにもカビにも同時に効果を発揮してくれる優れものです。

毎日の仕事に寄り添ってくれる革靴は、いわばビジネスマンの相棒のような存在です。こまめなお手入れやリペアで寿命を延ばしつつ、履けなくなった時には正しい方法できちんと処分したいですね。