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ベッド・マットレスの捨て方は? 処分の方法と注意点を解説
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ベッド・マットレスの捨て方は? 処分の方法と注意点を解説

ベッドやマットレスの捨て方が分からない時、「とりあえず粗大ごみセンターに持ち込む」のはおすすめできません。場合によっては、回収してもらえない可能性も!? たいへんな思いをする前に、ベッドやマットレスの処分方法をチェックしておきましょう。

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ベッド本体の捨て方

ベッド本体の捨て方

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ベッド本体(ベッド枠)は、「粗大ごみ」として回収されることがほとんどです。捨てる際は、住んでいる自治体の粗大ごみ用処理券を購入し、申し込みを済ませた上で指定の方法で出しましょう。
自治体によっては、事前にベッドの解体を済ませてからごみに出すよう指定があることも。そのほか、「ベッドが2階にある」「玄関の幅を通らない」といったケースでも、同じく解体する必要があるでしょう。解体を行う場合は、床や壁を傷つけないよう毛布などで養生してから作業することをおすすめします。

また、折り畳みベッド、パイプベッド、電動リクライニングベッド、ウォーターベッドといったベッドは、自治体によって「排出不可」とされることもあるため注意してください。この場合は、リサイクルショップや寝具買取専門店に売却するか、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう必要があります。

マットレスの処分方法

マットレスの処分方法

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マットレスも、基本的にはベッド枠と同じように「粗大ごみ」に分類されます。ただし、すべてのマットレスが粗大ごみに当てはまるとは限りません。たとえば、東京都・町田市では、「切って指定の収集袋に入れられるマットレスは、燃やせるごみとして回収する」としています。スポンジなど、ハサミが楽に入る素材のマットレスであれば、切ってから捨てることで処理料金を節約することができるでしょう。

また、エアーマットレスは、中の空気を抜いて小さく折り畳めば「可燃ごみ」として回収してもらえることも。例として、横浜市や相模原市の分別ルールがこれに該当します。

一方、ベッドによく使われているスプリング(コイル)入りマットレスの処分には注意が必要です。
スプリングマットレスは、環境省により「適正処理困難物」に指定されています。適正処理困難物とは、大きさや素材の特性上、多くの市町村では適切な処理が困難であるとされる物品のこと。中には例外もありますが、スプリングマットレスは、全国のどの自治体でもごみとして回収してもらえない可能性が高いのです。

住んでいる自治体がスプリングマットレスの回収を受け付けておらず、かつどうしても処分する必要がある場合は、自力で解体してから金属と布に分別して処分するか、業者に依頼して回収してもらうしかありません。
しかし、自力で分厚い詰め物を切り裂いたり、大量のコイルを一つひとつ取り除いたりする作業には、かなりの時間と労力を要します。怪我をしてしまう危険もあるため、たとえ料金がかかったとしても業者に回収を依頼する方が無難だといえるでしょう。

業者に回収を依頼する時は

業者に回収を依頼する時は

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一筋縄ではいかないことも多い、ベッドの処分。たとえ解体が不要でも、大きくて重いベッドを玄関先まで運ぶだけで一苦労です。中には、「手間と時間をかけるくらいなら、初めから業者に処分を頼みたい」という人もいるでしょう。
しかし、チラシなどで目にとまった業者に安易に連絡するのはおすすめできません。業者の選び方を誤ると、思わぬトラブルにつながる恐れがあるためです。

まず、注意したいのが詐欺のリスクです。不用品の無料回収をうたう業者の中には、「回収は無料だが、処分は有料」「無料で回収するのは一部だけ」などと難癖をつけ、不当に高額な料金を請求する悪質なものが潜んでいることがあります。
また、回収したものを山などに不法投棄する事例も発生しています。ひどい場合は、「預けたはずの品物が、道端に放置されていた」というケースも。このようなトラブルに巻き込まれないためには、信頼できる業者をきちんと見極めることが大切です。

安心できる業者の見分け方

一般家庭から出たごみを運搬してよいのは、市町村から委託を受けるか、「一般廃棄物処理業」の許可を取得している業者だけです。「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」では、家庭ごみの回収・処分を行うことはできません。
一般廃棄物処理業の許可を得ている業者は、市町村のホームページなどで確認することが可能です。チラシやネット広告に惑わされず、慎重に業者選びを行いましょう。

折り畳みマットレスをリメイクする方法

折り畳みマットレスをリメイクする方法

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処分したいマットレスが折り畳みタイプのものなら、リメイクして使い続けるのもおすすめです。

たとえば、好みのクッションカバーの大きさに合わせてマットレスを裁断し、カバーの中に詰めればクッションの完成です。程よい硬さがあるため、椅子の背当てなどに最適。既製品のカバーを使うのはもちろん、古着などで手作りしたオリジナルのカバーをかぶせても素敵ですね。

また、木製の収納ボックスを寝かせて天板を取り付け、サイズを合わせて裁断したマットレスを乗せれば、ベンチとして使うことも可能です。安全性を確保するため、土台となるボックスは耐荷重の高い丈夫なものを選びましょう。
あまり手間をかけたくない場合は、三つ折りにしたマットレスをボックスシーツなどでくるむだけでも、簡易的なソファとして使うことが可能です。丈夫なすのこを下に敷いて、高さを出しつつ通気性を確保しても◎。

洗えないマットレス。捨てずにケアする方法は?

ファブリーズ布用消臭スプレー

ファブリーズ布用消臭スプレー

何かと手間がかかる、ベッドやマットレスの処分。とくに破損が見られないのであれば、マットレスの除菌&消臭ケアを行い、捨てずに使い続けるのもひとつの手です。

ファブリーズの消臭&除菌スプレーなら、除菌成分が繊維の奥まですばやく浸透。天日干しを上回る高い除菌力を発揮し、マットレスに潜む雑菌を退治してくれます。
さらに、染み込んだ汗などによる気になる臭いもしっかり消臭。マットレス全体に10~20回ほどスプレーするだけで、サッとお手入れを済ませることができます。

ベッド&マットレスの寿命は、およそ10年が目安であるといわれています。お手入れしながら大切に使って寿命を延ばしつつ、買い替える際にはルールを守って適切に処分しましょう。